髪が痛む理由とケア方法をご紹介!

コラム

髪について悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

今回は髪のダメージの原因とケア方法についてご紹介!

「髪」のダメージの原因は?

 

健康な髪の場合、キューティクルが、コルテックスのタンパク質や水分を守る働きをしています。

またキューティクルは、うろこ状に規則正しく重なり合うことにより、髪にツヤが生まれて、見た目も美しい髪を維持できます。

しかし、キューティクルが剥がれたりめくれたり傷ついてしまうと、形状が乱れて、見た目も髪のツヤがない状態になってしまうのです。

パサパサも、チリチリも、キューティクルが正常ではない状態。

●シャンプー

シャンプーは、髪を清潔に保つために必要不可欠。
だけど洗い方によっては、髪を傷める原因になってしまいます。

キューティクルは、髪が濡れると開く性質を持っています。キューティクルが開いた状態で髪をゴシゴシ洗うと、キューティクルが傷ついてダメージの原因に。

●髪の自然乾燥

髪は濡れると、キューティクルが開いた状態になってしまいます。
濡れたままの髪を放置していると、髪に必要なタンパク質や水分がどんどん失われてしまうことに……。

また、髪が濡れたままで寝てしまうと、枕などとの摩擦によって髪が傷んでしまいます。

●ドライヤーやアイロン・コテなどの熱

実はキューティクルは、熱にも弱い性質を持っています。
ならば自然乾燥orドライヤー、どちらがいいの?と思ってしまいますね。

結論から言えば、ドライヤーで乾かすのがベター◎
なぜなら、自然乾燥による摩擦などのほうが、ドライヤーによる熱に比べて髪へのダメージが大きいからです。

タオルドライで水分を吸収させた髪を、ドライヤーで乾かしていきましょう。

●カラーリングやブリーチ

カラーリングやブリーチも、髪を傷める原因。

髪の約90%を占めるコルテックスには、メラニン色素が含まれています。
このメラニン色素によって、髪の毛の色が決まります。

カラーリングやブリーチは、このメラニン色素を染めたり分解したりすることで、髪の色を変化させていくのです。

コルテックスまで浸透させるため、カラー剤やブリーチにはキューティクルを剥がす薬剤が含まれています。キューティクルが剥がれるということは、髪が傷んでしまうということです。

 

●パーマや縮毛矯正
パーマや縮毛矯正では、コルテックスより奥にある「シスチン」というアミノ酸の結合を切断して、髪の毛を好きな形に整えていきます。
シスチンはコルテックスより内部にありますので、もちろんキューティクルを剥がす必要があります。キューティクルを剥がすということは、髪が傷んでしまうことにつながりますね。 

傷んだ髪のケアや改善法は?

 

 
●トリートメント

一度傷ついてしまった髪ですが、あとからのケアでも、表面にツヤや潤いを取り戻すことはできます。

剥がれたキューティクルは元には戻りませんが、栄養分を補うことができます。

ヘアトリート面とで、失われたタンパク質や水分を補給し、チリチリ・パサパサした髪に潤いやツヤを戻すのです。

●正しい方法でのブラッシング

髪のケアは、ブラシ選びから。

静電気はキューティクルの大敵!静電気を起こしやすいブラシは、ナイロンのブラシです。ナイロン製ばかり使っていると、特に髪が広がりやすい人は、乾燥しやすいパサパサ髪になってしまうかも。専門店にある天然毛や木製のものを探してみてください。髪への負担も少なくて済みます。

寝起きに髪が絡まって、強引にとかしていませんか?
髪が絡まっている=乾燥していることが多いのです。まずは寝ぐせ直しのために、全体に水をつける・寝ぐせ直しのウォーターを使うなどしてから、やさしくブラッシングしましょう。

毎日のケアが、髪のダメージが加速するのを防いでくれます。

●傷んだ髪をカット

いったん傷んでしまった髪の毛は、もう元には戻りません。

ならば思い切って髪をカットして、新しく生えてきた髪を大切に保護しながら、改めて伸ばしていくのもおすすめ◎

いかがでしたか?

正しい方法でケアをして「美髪」を目指しましょう!

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